西原クリニックについてのよくある質問

西原クリニックに寄せられておりますご質問の中から、特に多いお問い合わせおよびその回答を掲載いたします。
下記内容以外にもご不明な点がありましたら、お電話にてお気軽におたずねください。

Q.インフルエンザの予防接種は受けたほうがいいですか?時期は?

A.受けた方が良いです。受ける時期は厚生労働省の指針に従って下さい。

インフルエンザの予防接種はアレルギーなど、受けられない特別な理由がない限り受けた方が良いでしょう。そもそも何もなくても受けたほうが良いのですが、今年は新型コロナウイルスが流行しています。もしこの冬に発熱した場合、新型コロナウイルスによるものか、インフルエンザによるものか、判断は難しいものになります。例年でしたら冬期に発熱があればインフルエンザを疑い鼻に綿棒を入れて調べる検査をしますが、今年は新型コロナウイルスの影響で安易にその検査を受けられない可能性があります(くしゃみなどで他の患者さんや医療従事者が感染する恐れから)。また、インフルエンザの予防接種を受けたからといって新型コロナウイルスにかからない訳ではないのですが、インフルエンザに感染すると体力が低下し、更に新型コロナウイルスに感染したり、肺炎を併発するなど、命に関わる状況になる可能性が高まりますので、少しでもリスクを減らす意味からも予防接種を受けた方が良いでしょう。

なお、接種時期は厚生労働省から指針が出ていますのでそれに従って下さい。ただ、基本的にはインフルエンザの予防接種は例年と同じ時期に受ければ問題ないと思われます。というのはインフルエンザは新型コロナウイルスと違い、気温や湿度が低下する12月から翌3月ぐらいに流行する傾向があります(単発的な発生はそれ以外の時期でもありますが)。ワクチンは接種後2週間ぐらいで抗体(体を守ってくれる)が上がりはじめ4週後ぐらいにピークに達し、約5カ月ぐらい効果を発揮するといわれています。従って「早く受けないと」とあせる必要はなく10月から11月(遅くとも年内)に受ければ良いと思われます。ワクチンには、「インフルエンザにかかりにくくする」効果と「インフルエンザにかかった時の重症化を防ぐ」という2つの効果があります。特に高血圧や糖尿病、腎不全など基礎疾患をお持ちの方は、前述の如くアレルギーなど特別な理由がない限り受ける事をお勧めします。

Q.透析中は皆さん何をして過ごされていますか?

A. テレビやWi-Fiを完備していますので、透析中はテレビや映画を視聴されている方が多いです。

透析中は、長時間拘束されることから緊張や不安、また透析中にストレスが溜まる方もいらっしゃると思います。
透析中は血圧の変動が起きることがあり、ベッドで安静が基本ですが、出来るだけリラックスして過ごしたいものです。西原クリニックでは透析時間を快適に過ごしていただけるように内装は明るく、開放的な雰囲気です。透析中の過ごし方は、基本自由で、「誰にも邪魔されないプライベートな時間」と捉えておられる方もいます。
透析時間は、患者さまそれぞれが、いろいろと工夫されています。眠る、本を読むの他に、西原クリニックでは、無料のテレビやWi-Fiを完備していますので、スマートフォンでインターネットを使って、SNSやメールをしたり、ゲームを楽しむ、映画などを視聴する方もいらっしゃいます。長い時間ですから患者さまが緊張せずに過ごせるようスタッフ一同も努めます。
透析中の時間の過ごし方について、リクエストがありましたらお申し出ください。

Q.透析をした日にお風呂に入ってもよいでしょうか?

A. 透析をした日は入浴はしないで下さい

透析をした日は入浴を避けて下さい。主な理由は2つあります。一つは透析した日はシャント手術で発達した血管に透析用の太い針を刺しています。血は止まっていても、お風呂に入ると針を刺した所から細菌が入る危険があります。もう一つは透析を受けた後は一般的に言って血圧が下がりやすい状態になっています。そこで入浴して体が温まると更に血管が開き、急激な血圧低下をきたす事がありますので透析をした日の入浴は避けて下さい。

Q. 透析中は市販の風邪薬を飲んでもいいですか?

A.透析中は主治医と相談したほうがよいでしょう。

一般的にいって、短期間であれが問題ない事が多いですが、透析の有無に関係なく、持病をお持ちの方は主治医と相談したほうが安全です。成分的に普段定期薬として内服しているお薬と重複したり作用が増強したりする可能性があります。

Q. 透析を受けていますが熱中症対策としてスポーツドリンクを積極的に採ってよいですか?

A.透析中は少量ずつか水やお茶のほうがよいでしょう。

熱い時期は、透析中でなければ熱中症対策として塩分を含むスポーツドリンクを摂るべきですが、透析されている方にとって塩分(ナトリウム)やカリウムが多くなってしまったり、体重増加につながる事があります。暑い所を避け、水分をとるならば水やお茶などを発汗量にあわせて少量ずつとりましょう。

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